広島市iPhone修理専門店TD-LABOです。
iPhone,iPadをお使いの方であれば電源を付けたときに見かけるこのリンゴマーク
本来ならば、このまま進んでロック画面に映り変わります。
しかし、進まずにずーっとリンゴマークのままになるケースがあります。
その現象をリンゴループといいます。

なぜこのような現象が起きるのか、
主な原因として以下のようなことが挙げられます。
- i.O.Sのアップデートによる問題
- データの空き容量不足による問題
- バッテリーの劣化による問題
- 端末を落とした衝撃、水没による問題
- 強制修了の繰り返しで起こる問題
目次
i.O.Sアップデートによる問題
i.O.SとはApple製品のiPhone向けのソフトウェアになります。
OSは「Operating System(オペレーティング システム)」の略称で、
アプリの実行や、ソフトウエアとハードウエア間のデータのやり取りを制御したりと、
基本的な操作に関わるシステムになります。
更新される度に様々な機能が追加されていきます。
更新する際にはWi-Fiを繋いで行い取り入れることができます。
しかし、アップデートの最中にWi-Fiが切れてしまったり、
電池が切れてしまうなどでアップデートがまともに行えなかった場合に
リンゴループが発生してしまいます。
データの空き容量不足による問題
iPhoneを使用していると様々なアプリ、写真や動画、音楽など
多く取り入れる方も多いかと思います。
そうなるとやはり、データの空き容量がなくなってくるので
iPhoneから空き容量が不足している。と表記されると思います。
いらない写真や、アプリ、音楽などを消して
また、新しいアプリを取り入れるなど繰り返し行い再起動を行うと
リンゴループが起こることになります。
バッテリーの劣化
iPhoneのバッテリーは設定アプリからバッテリー→バッテリーの状態で確認することができます。
画像のように最大容量が記載されておりこちらが80%を下回ると劣化してきている状態になります。
バッテリーの劣化がさらに激しくなっても使い続けると、起動時などにシステムに問題が起こり
リンゴループが発生してしまいます。

iPhoneを落とした衝撃、水没した問題
ポケットからiPhoneを取り出そうとしたりした際に誤って落下
もしくは水に落としたなんてこともあるかと思います。
そんな時軽症で済むときもありますが、
落とした衝撃や、水没によって端末内の基盤を損傷させてしまうと
システム上のエラーが結果的に起こりリンゴループを招いてしまいます。

強制終了を繰り返し起こる問題
iPhoneには強制終了で電源を切る方法があります。
液晶画面に問題がありタッチが行えない時や電源ボタンが
効きにくい時などには便利ですが強制終了をやりすぎてしまうと
中のシステムに何かしらの影響を与えてしまいリンゴループが発生してしまいます。

リンゴループの対策
様々な問題で起こってリンゴループですが
いくつかのパターンを行えば問題なく解決することができます。
- 完全放電して充電し立ち上げる
- ほかの端末から電話をかけてみる
- SIMカードを挿し抜いてみる
- iTunesにつないでアップデートする
- DFUモード、リカバリーモードを使っての初期化
- 修理屋さんに依頼する
完全放電して充電し立ち上げる
リンゴループが発生してしまった場合何もせずに
電池がなくなるまで放置してみてください。
こちらも強制終了にはなりますが何もせずに放置して充電し立ち上げると
元に戻ることがあります。
(ただし、水没した端末は中に水分がまだあるので充電しないでください)
ほかの端末から電話をかけてみる
リンゴループが起こった場合ご家族や、友人のスマホから電話してみると
着信画面になることがあるのでその際にホームボタンを押すと
元のホーム画面に戻れます。
SIMカードを挿し抜いてみる
通信的な問題の時はSIMカードを一度抜いてみてください
その後差し込むと元通りになることがあります。
iTunesにつないでアップデート
i.O.Sの問題であればiTunesがあるパソコンにつないで
アップデートをすることで改善されます。
アップデートするときに、復元を選んでしまうと初期化になるので注意が必要!!
DFUモード、リカバリーモードを使っての初期化
上記の方法をしても何も変わらない場合は最終手段として
iTUnesを使っての初期化をするしかありません。
こちらを行うとiPhoneが工場の出荷状態になり、すべてのデータが消えてしまいます。
そうなる前にバックアップをしておかないとデータはもう取り戻すことが不可能になってしまいます。
修理屋さんに依頼する
家にパソコンがない、やり方がわからない方は修理屋さんに依頼をしましょう
データを取り戻すことは難しいですが、専門家なので詳しくみてくれて
また使えるように修理してくれます。
バッテリーの劣化も交換で元に戻るので自分で行うよりも依頼をしましょう。